宇宙航空研究開発機構は16日、小惑星探査機「はやぶさ」が回収した微粒子約1500個を調べた結果、小惑星「イトカワ」の砂粒と確認したと発表した。
小惑星の砂粒回収は世界初の快挙。
本当によくやってくれました。
もうすぐ、NHKで放送されたものを含めいくつかの”はやぶさ”の奇跡を描いたDVDが発売されます。
今年、日本国民が感動を覚えたのは、サッカーW杯とこのはやぶさではないでしょうか。
DVDも楽しみです。
「もうだめだ」と、何度あきらめかけたことか。
しかし、「はやぶさ」は帰ってきた。
60億キロ7年に及ぶ宇宙の旅を終え、地球の大気圏に突入。
「はやぶさ」本体は高熱で燃え尽きながら、最後の力で届けたカプセル。
その中から微粒子が見つかった。
小惑星の砂ならば、太陽系誕生の謎を解く「宇宙の化石」だ。
しかし、それだけではない。
「はやぶさ」が地球に届けた一番大きなものは目に見えない。
忘れかけていた夢と勇気と感動だ。
未知の宇宙旅行は困難の連続だった。これまで語られなかったプロジェクト崩壊の危機もあった。
通信途絶で行方不明、燃料漏れ、エンジン故障など、絶体絶命となった時、地球の管制室にいた日本人技術者達の「知恵」と「執念」が、いつも逆境を跳ね返し、奇跡を起こしてきた。
例えば、4つのエンジンが全てトラブルになった時には、生き残った部品を遠隔操作でつなぎ合わせ、新たなエンジン機能を作り出すなど、一発逆転の様々なアイディアが飛び出してきた。
7年の旅路の舞台裏、微粒子分析の最新情報など、「はやぶさ」の軌跡と奇跡を辿り、魅力を徹底追跡する。
発売予定日は2010年12月22日です。